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レジスタントスターチと腸内環境
近年、炭水化物の摂取は控えようとはよく言われるところですよね。
ところが、炭水化物の中には食物繊維と同様の働きをする「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」を含む食材があります。
レジスタントスターチとは、消化されない(レジスタント)でんぷん(スターチ)という意味で、糖質であるにもかかわらず、食物繊維と同じような働きをします。
レジスタントスターチは良質の炭水化物で、小腸内で消化されず大腸まで届き、腸内細菌のエサになります。
その結果、食物繊維を摂った時と同じように、腸内でいわゆる善玉菌を増やす働きがあるとされ、腸内環境を整える効果が期待できます。
このレジスタントスターチは食物繊維のように腸内環境を整えるだけでなく、体重増加を抑えたり、内臓脂肪の増加を抑えたりする効果が期待できます。
日本人の食生活では、食物繊維は大きく不足しています。
食物繊維の摂取基準は、男性が1日20グラム以上、女性が18グラム以上(いずれも18~69歳まで)ですが、どの年代でも目標量を下回っているのが現状です。
レジスタントスターチを組み合わせて摂ることで食物繊維不足解消になります。
レジスタントスターチに期待できる効果
レジスタントスターチは、食物繊維と同様の働きをすることで、血糖値の上昇抑制や便通の改善が期待できます。
ほとんど消化されずに腸内を移動することで消化が緩やかになるため血糖値の急激な上昇が抑えられ、また腸内環境が整うため、便秘解消効果が期待できます。
腸内環境は美肌と密接な関係を持つため、腸内が整えば美肌効果も期待できます。
レジスタントスターチは加熱すると大幅に減り、冷めると再び増えます。
これは、未加熱の食材はでんぷんの分子が消化されにくい状態にあったり、冷や飯のように一度加熱され糊化したでんぷんが、冷めることで再結晶して消化されにくくなったりするためです。
ご飯には1%、さつまいもには6%のレジスタントスターチが含まれています。