自律神経失調症(アトピー性皮膚炎、うつ病、摂食障害)なら笹塚美容皮フ整体
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免疫の異常

免疫とは、私たちの身体を細菌やウイルスなどの異物から守るための防御システムです。

しかし、何らかの要因でこのシステムが正しく機能しなくなると、病気や炎症を引き起こす原因となってしまいます。

乾癬は、免疫の異常が起きやすい体質の人に、気候、ケガや感染症、薬剤、ストレス、不規則な生活などの刺激と、糖尿病や高脂血症、肥満など体内の変化が加わって、発症するのではないかと考えられています。

人によって症状や発症する場所が異なりますが、典型的な症状として、皮膚が赤くなってもり上がり、その表面に銀白色のかさぶたが厚く付着して、それがフケのようにはがれ落ちるという症状が起こります。

症状が進むと病変部の数が増え、互いにくっついて大きくなります。

 

ターンオーバーが短い

乾癬の皮膚では、細胞の過剰な増殖によりターンオーバーが極端に短くなっています。

ターンオーバーとは、古い皮膚の細胞が新しい細胞によって押し上げられ、垢となってはがれ落ちる過程を指します。

皮膚は温度や乾燥、ウイルスなどの外敵から体を守る重要な機能を持っています。

これらの機能を果たすため、皮膚では常に新しい細胞がつくられ、ターンオーバーを繰り返しています。

通常の皮膚におけるターンオーバーの周期は約 28~40日程度ですが、乾癬の皮膚では約4~5日と極端に短くなっています。

そのため、積み重なった角質がフケのようにボロボロとはがれてしまいます。

 

慢性の経過をとる皮膚疾患

乾癬の皮膚では、炎症を起こす細胞が集まって活性化しているため、毛細血管が拡張し、皮膚が赤みを帯びた状態になります。

また、表皮の細胞が健康な皮膚と比べて早く生まれ変わり、生産が過剰な状態になっています。

過剰に生産された表皮の細胞は厚く積み上がり、鱗屑となってはがれ落ちていきます。

鱗屑を無理にはがすと、出血することがあります。

かゆみには個人差があり、全くみられない人もいれば、強いかゆみが起こる人もいます。

皮膚の症状だけでなく、関節に腫れや変形、痛みなどの症状がみられることもあり、乾癬は皮膚だけの病気ではないです。

細菌やウイルスによる病気ではないので、感染する心配はありません。

発疹に触れても、温泉やプールに一緒に入っても、他の人にうつることは絶対にありません。

乾癬はおよそ1000人に1人の割合で発症し、患者さんは全国に約10万人いると推定されています。

 

乾癬の特徴

乾癬は良くなったり悪くなったりを繰り返します。

また、時間とともに徐々に悪化していくことが多いです。

初めは丸い斑状の皮疹が現れ、厚く白いフケのようなものがドンドン付いてくるというのが典型的です。

治まったりまた出たりしますが、いつも同じ場所にできることが特徴です。

乾癬の特徴的な症状は、この赤い盛り上がったような状態から、カサカサに乾燥して皮膚が落ちるというサイクルです。

乾癬の診断に用いられる乾癬特有の現象として、 病変部表面の鱗屑を故意に剥がした際に点状に出血が確認できるアウスピッツ現象や、 患部表面の鱗屑をこすると蝋のように剥がれる蝋片現象があります。

アトピー性皮膚炎と思っていたら、実は乾癬だったということもあるようです。

乾癬もアトピーも皮膚に乾燥や発疹がみられますが、 かゆみの有無や角質の剥がれ、発症部位などに違いがあります。

 

症状の違い

フケ状の角質(鱗屑)はポロポロと剥がれ落ちます。

またアトピーでは強い痒みをともなうことがほとんどですが、 乾癬では必ずしも痒みはありません。

症状の出やすい部位も異なり、乾癬では頭皮や肘、膝など外部と接触の多い ところによくみられます。

アトピーは顔に症状が出ることが多いですが、乾癬では顔の発症は多くありません。

乾癬の発疹は規則性が少なく左右非対称であることがほとんどですが、 アトピーでは左右対称が多くみられます。

子どもの乾癬では、鱗屑がまだそれほど付着していないことも多く、 アトピーと見分けるのが難しいといわれます。

その場合は皮膚を切り取って病理検査をおこなうことで診断します。

 

乾癬の治療方法

症状の軽い方はステロイドやビタミンD3の塗り薬を使います。

中等症~重症の方では、身体に害がない波長の紫外線をあてたり、ビタミンA誘導体や免疫作用を抑える薬を服用したりします。

2010年からは生物学的製剤と呼ばれる注射薬が、新たに乾癬治療に使えるようになりました。

 

ビタミンD3外用薬

副作用が少なく、治療の基本となるのが活性型ビタミンD3外用薬です。

日本では4種類の薬剤が使用されており、乾癬治療薬として広く用いられています。

ビタミンD3外用薬には表皮の細胞の増殖を抑える働き、表皮の細胞が増殖して形態を変えていく過程を調整する働き、免疫反応を調節する働きがあり、これらの働きによって乾癬の症状を改善します。

また、長期間用いてもステロイド外用薬でみられるような皮膚の萎縮が生じません。

副作用として、血液中のカルシウム濃度が高くなってしまうことがあり、吐き気、食欲低下、便秘、多尿、倦怠感などを生じることがあります。

もともとビタミンD3というのは身体の皮膚での紫外線の働きにより造成され、肝臓、腎臓などで活性型ビタミンD3となり、骨を丈夫にするカルシウムを強化する働きをします。

細胞では受容体にくっついて異常な皮膚のタンパク質を正常化させる働きを行います。ビタミンD3を投与することにより、皮膚の増殖が抑えられます。

 

ステロイド外用薬

ステロイド外用薬は、ビタミンD3外用薬と比べ、種類が多く、さまざまな強さのものがあります。

強いものは、ビタミンD3外用薬よりも早く効きますが、同じ部位に長期間塗り続けると、副作用を生じます。

ステロイドと活性型ビタミンD3の、配合外用剤というのもあります。

 

光線療法

光線療法とは、光を人工的に作り出して身体に照射することによって治療するものです。

光にはさまざまな種類があり、地球上に届く太陽光線には、紫外線、可視光線、赤外線の3種類があります。

紫外線は波長の長さによって、長波長(UVA : 320~400nm)、中波長(UVB : 290~320nm)、短波長(UVC : 290nm以下)に分けられ、なかでもUVA、UVBには皮膚の細胞増殖や炎症を抑制する働きがあるため、乾癬の治療に用いられます。

紫外線の中でも中波長紫外線(UVB)は、乾癬に特に効果がありますが、日焼けするなどの問題点があります。

照射回数が多くなってくると、日焼けのように色素沈着を生じます。

 

内服薬

乾癬の発症や悪化の原因の1つに、免疫作用の過剰な働きがあげられます。

ネオーラルは、免疫にかかわる白血球の一種であるTリンパ球に作用し、異常な免疫反応をおさえる内服薬です。

副作用として高血圧と腎障害が比較的多いです。

 

生物学的製剤

生物学的製剤は、遺伝子操作により乾癬にかかわるサイトカインを標的として作られた製剤で、乾癬の症状を改善させます。

サイトカインにはさまざまな種類がありますが、乾癬の症状とかかわっていることが明らかになっています。

生物学的製剤による治療は、日本皮膚科学会の承認を受けた施設でのみ実施されており、既存の治療で十分な効果がみられない患者さんなどが対象となります。

 

生活習慣の見直し

遺伝的な要素による体質は変更できませんが、 実際の体質は遺伝的要素と生活習慣で決まってきますので、 生活習慣の改善で乾癬の改善を目指すことは十分に可能でしょう。

不規則な生活は体の抵抗力を弱め、乾癬を悪化させることがあります。

規則正しい生活を送ることは、身体の抵抗力を強めます。

バランスの良い食事をを摂るように心がけましょう。

皮膚の状態や腸内環境は食生活が大きく関係します。

糖分、特に砂糖のとりすぎは皮膚組織を緩めて異物の侵入を許し易い、 また炎症を起こしやすい肌状態を招きます。

また、糖分は腸内環境の悪化も招きます。

タンパク質の摂取が少ないとコラーゲンの生成がうまくいかなくなります。

そして、コラーゲンの生成を促進させるのがビタミンCです。

ビタミンCの欠乏した状態が長く続くと、コラーゲン生成がうまくいかなくなり、細胞結合が弱くなり、ウイルスや菌の体内侵入をゆるしてしまいます。

ビタミンCを十分に摂ることで細胞間の結合が強くなり、乾燥に対抗できます。

 

タンパク質とあわせてビタミンCを摂るようにしましょう。

入浴により皮膚を清潔に保ちましょう。

ただし、強く体をこすったり、熱いお風呂に入ることは症状を悪化させるので避けましょう。

精神的ストレスも症状を悪化させるので、ストレスを溜めないようにストレス発散を心がけましょう。

適度な運動は、ストレス解消やリラックスできるだけでなく、適正体重を維持したり、身体の抵抗力を高めたりします。

紫外線には殺菌効果と皮膚恒常性を高める可能性が期待できるので、皮膚のバリア機能が弱くなっている尋常性乾癬には有効だと考えられます。

しかし、浴び過ぎには注意してください。日焼けするぐらいだと逆に炎症して悪化する可能性があります。

風邪・扁桃腺炎などの感染症にかかると乾癬が悪化することがあります。

手洗い、うがいを励行しましょう。

 

乾癬の原因

食生活の乱れやストレス、薬剤や気候の変化で症状が重くなる事例もあり、遺伝的素因に加えて環境因子も要因であると考えられています。

戦後に患者数が増えたことから、食生活の欧米化も原因の一つとされています。

気候

一般的に、湿度が高く日差しが強い夏には症状が軽快し、皮膚が乾燥しやすく日光にあたる機会が少ない冬には症状が悪化します。

肌が乾燥しないように加湿器や保湿薬などを使ってケアしましょう。

特に冬は空気が乾燥するので入念にケアしましょう。

乾癬に関しては、日光浴によって症状が改善されると言われています。

紫外線の不足により、症状は悪化すると考えられていて、冬に症状が悪化する原因の一つと考えられています。

乾癬の場合、顔には発疹ができにくいのですが、これは紫外線によるものだとも考えられています。

ストレス

仕事関係や友人関係、親子関係、恋人関係などさまざまなストレスが発症や悪化の引き金となります。

乾癬そのものに対する不安やイライラがストレスとなり、症状を悪化させるという悪循環も起こり得ます。

外傷

症状がない皮膚を掻いたり傷つけたりすると新たに発疹ができることがあります。

乾癬の特徴であるケブネル現象で、掻き傷、切り傷、やけど、虫さされ、靴ずれ、ヒゲ剃りなどのささいな傷や、衣服、メガネなどの刺激によっても起こることがあります。

衣服で肌がこすれると悪化の原因になりますので、ゆったりとしたものを身につけましょう。

生活習慣

糖尿病や脂質異常症、肥満なども乾癬発症と関連していることが報告されています。

暴飲暴食はやめて、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

喫煙や飲酒もかゆみが増す原因になりますので控えしましょう。

入浴

熱めのお湯は、皮膚が乾燥し痒みを増します。

ぬるめの温度にしましょう。

身体をゴシゴシ洗って、こすりすぎるとケブネル現象を起こし症状を悪化させますので、やさしく洗いましょう。

 遺伝

乾癬になりやすい体質は遺伝するといわれていますが、なりやすい体質だからといって必ず発症するとは限りません。

乾癬の親を持つ子どもが発症するのは5%程度といわれています。

一卵性の双子の場合、両者に発症するのは約70%程度です。

 薬剤

乾癬の原因が、薬剤であることもあります。

欧米では、20種類ほどの原因薬剤が報告されています。

日本では、降圧剤によるものが多く約40%を占めているそうです。

乾癬を悪化させる薬剤には、降圧剤、インターフェロン、リチウム製剤、非ステロイド性消炎鎮痛剤などがあります。

 
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