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IgAとは
IgAは、涙、唾液、粘液、尿等に大量に分泌されていて、目結膜、消化管粘膜、尿路粘膜等の表面に分布しています。
外界から侵入してくる細菌やウイルスに粘膜面で結合して、その侵入を防いでいます。
このように細菌やウイルスの侵入局所で防ぐことを粘膜免疫(局所免疫)といい、IgAはその主役になっています。
母子免疫
母乳は新生児の消化管を細菌・ウイルス感染から守ります(母子免疫)。
母乳、特に初乳には、IgA抗体が多く含まれています。
新生児は、IgA抗体をほとんど持っていません。
7~8ヶ月頃から盛んに分泌されるようになり、3~4才くらいまでは増加し続けます。
細菌・ウイルスの侵入経路
食べ物は非自己にあたり、厳密には免疫反応が起こり排除の対象になってしまいます。
しかし、口から入った食べ物は、消化液や消化酵素で消化・分解され、最終的にブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸になり、体内へ吸収されてしまいます。
細菌やウイルスのほとんどは“皮膚”や“消化管の上皮細胞”から体内へ侵入してきます。
皮膚は表面が角質という堅い層でできているため侵入しにくく、多くの場合、消化管の上皮細胞を通して侵入してきます。
上皮細胞表面には粘液があり、粘液は上皮細胞に付着する異物(抗原)を常に洗い流しています。
粘液中にはいくつかの殺菌物質やウイルス不活化物質が含まれていて体内侵入の防御に役立っています。
特に重要なのは粘液中に分泌されるIgA抗体です。この分泌型抗体は、侵入しようとする細菌やウイルスに結合し、体内への侵入を阻止します。
これらの一連の働きを粘膜免疫といいます。