概要
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生命維持に必要なミネラル
ミネラルの種類は多く、100種類以上あるとされています。
人間の生命維持に必要とされ、欠かせない栄養素とされるミネラルもあれば、多量に体内に蓄積することで、健康障害を及ぼすとされているものもあります。
必須ミネラルとは、名前の通り健康のために必要なミネラルです。
人間にとって必要とされているものは、16種類です。
ミネラルの研究は遅れている部分もあるので、人間にとっての必須ミネラルの種類は、今後増えることがあるかもしれません。
人間の体内でミネラルは80%が骨に存在し、10%が筋肉に存在します。
ミネラルは体内で合成できないため、食事からとる必要があります。
必須ミネラルとは
身体の中で絶対に欠かせない働きを担っていることが確認されているものを必須ミネラルと言います。
その必須ミネラルの中で1日100mg以上摂取が必要なものを主要ミネラルと言います。
カルシウム、カリウム、リン、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウムです。
ミネラルの働き
・骨や歯などの構成成分となります。
・筋肉や皮膚、臓器の構成成分となります。
・体内の浸透圧やphを調整します。
・体内の化学反応に関わる酵素の働きを助けます。
食事から摂るミネラルの不足や過剰が続くと欠乏症や過剰症が現れます。
ミネラルは食事から
糖質、脂質、タンパク質、ビタミンと並び五大栄養素の1つとして数えられます。
すべての要素は適度な量を摂る事が良く、欠乏症だけでなく過剰摂取も病気の原因ともなります。
ミネラルは人の体内で作ることは出来ないため、毎日の食事からとる必要があります。
生命維持に不可欠
ミネラルは体液量や酸・アルカリ度の調整、筋肉や神経のはたらきの調節にも欠かせません。
さらにビタミンと同様に、炭水化物やたんぱく質、脂質などの代謝にも深く関わっています。
私たちにとってミネラルの必要量はごく微量ですが、生命維持には不可欠の栄養素です。
身体を機能させる
ビタミン・ミネラルは微量栄養素ともいわれ、ごく少量で身体を機能させており、とても重要な栄養素です。
例えば筋肉に力を入れようとするとき、血液中のカルシウムが筋肉の細胞内に入って緊張を高めて力を入れることができます。
反対に筋肉の緊張を解くのはマグネシウムです。
何気ない行動をするにもミネラルが不可欠なのです。
必須ミネラルには身体の構成や肌や身体の細胞の新陳代謝、タンパク質や酵素の形成という大事な役割もあります。
必須ミネラルが有害重金属を排泄する
ミネラルには、栄養素の必須ミネラルと有害重金属の有害ミネラルがあります。
水銀やヒ素、鉛、ニッケル、アルミニウムなどが有害ミネラルです。
必須ミネラルは有害重金属の害を抑制することもできます。
また必須ミネラルは有害重金属の影響で体外に排出されてしまうこともありますので、そのときには多く摂取する必要もあります。
ミネラルの種類
硫黄
骨・軟骨・皮膚・髪の毛・爪などを作る
塩素
胃液中の胃酸に塩酸として含まれている
ナトリウム
血液・体液の浸透圧を調整する
カリウム
血圧の上昇を抑制し、利尿作用がある
マグネシウム
骨や歯を強くし、酵素の働きを助ける
カルシウム
骨・歯を作り、エネルギー代謝を行う
リン
カルシウムと共に骨・歯の成分であり、代謝を助ける
鉄
赤血球のヘモグロビンに多く含まれている
亜鉛
生殖機能を高め、ホルモン合成を活性化させる
銅
ヘモグロビン生成を助け、骨格に多く含まれる
マンガン
骨や関節を作り、丈夫にする役割がある
ヨウ素
甲状腺ホルモンを構成し、代謝を高める
セレン
抗酸化力が高く、老化を防ぐ働きがある
モリブデン
肝臓や腎臓において、老廃物を分解する
クロム
糖の代謝を高め、糖尿病に効果がある
フッ素
虫歯予防や歯・骨を強くする働きがある
食品添加物によるミネラル不足
ファーストフードやインスタント食品、レトルト食品などには大量に食品添加物が含まれています。
食品添加物として使用されているリン酸塩は人間の体に必要な栄養素ですが、摂取する機会が増え、過剰摂取が問題となっています。
この食品添加物に含まれるリン酸塩は、必須ミネラルの吸収を防いでしまいます。
ミネラルをバランス良く摂取しても、リン酸塩を摂取すると、せっかく摂取した必須ミネラルは吸収できずに、リン酸塩とともに外に排出されてしまいます。
ミネラルの摂取方法
ミネラルは、食品・サプリメント・水などから摂取できますが、食品や水だけで必要摂取量を摂取できるのが理想的です。
しかし、近年野菜や果物に含まれるミネラルが減少してきています。
食品に含まれているミネラルをなるべく壊さず、吸収を高める栄養素と組み合わせて摂取することが大切です。
ミネラルはいくつかの種類を組み合わせて摂取することで、効果を高めることができます。
数種類のミネラルやビタミンなどが、互いに影響しあいながら効果を発揮します。
しかし、相性の良くない組み合わせもあり、他のミネラルの効果を抑制する作用を持つものもあるので注意が必要です。
現代生活では不足しがち
大事なビタミン、ミネラルですが、現代生活では睡眠不足、食品添加物、農薬、環境汚染された食材、食生活、ストレスなどの影響により不足しがちです。
化学肥料で栽培された野菜やインスタント食品はもともとビタミン、ミネラルが不足していますし、それらに含まれる添加物がビタミン、ミネラルの効果や吸収を阻害します。
バランスよく摂取する
とくに摂取量だけではなくバランスも大切です。
ミネラルは各ミネラル同士のバランスによって、機能を発揮したり、阻害したりします。
単独のミネラルの摂取しすぎは逆効果になるということもあります。