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シックハウス症候群と症状
シックハウス症候群とは、家の中に放出された化学物質によって引き起こされる健康被害のことです。
建材から発生する化学物質は室内を汚染し、これが原因で生ずるシックハウス症候群が社会問題となっています。
建材から発生する有害な化学物質に起因するシックハウス症候群は、新築された住宅やリフォームした住居に入居したときに生ずる頭痛、吐き気、めまいなどの症状がでる低濃度中毒症状で、このほか、すでに存在する疾患に対して化学物質が悪化原因として作用します。
この中で最も深刻な化学物質過敏症は、頭痛、不眠、下痢、視力障害、めまい、筋肉痛、不整脈、皮膚炎、ぜん息などさまざまな器官に対する傷害として現れます。
症状は全身にまわる
成人の平均的な飲食物は一日当たり2kg程度ですが、空気の場合は一日当たり、15~20kgと言われており、1時間当たり6畳一間の容積の量を必要とすると言われています。
汚染された室内にいる限り、有害物質が継続的に体内に入ることになります。
また、飲食物の場合は腸から肝臓を通り、血液に入る過程で有害物質はある程度除去可能ですが、空気の場合、有害物質は、肺から血液に入り、全身にまわることになります。
その為、症状は全身にわたり生じます。
シックハウスの有害物質
シックハウスの原因は、住宅や家具に使われている有害化学物質です。
代表的なものは、ホルムアルデヒド、クロルピリホス、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、トルエンなど。
これらは接着剤や塗料、防カビ・防虫・防腐材、繊維の加工品に多く含まれる物質です。
近年増えている高気密・高断熱の住宅は特に大量の有害化学物質が室内を漂っている可能性もあります。
長期間にわたって放出される
シックハウスの大きな原因となっているのが、特殊加工された木質製品です。
具体的には合板や集成材などで、この中に有害な化学物質を含む大量の接着剤が使われています。
恐ろしいのは、この接着剤に含まれる化学物質が長期間にわたって放出され続けるということです。
揮発性が高くないので、作られてから時間が経ったものでも化学物質が抜けておらず、放出を続けているのです。
合板や集成材ほど大量ではありませんが、他にもホルムアルデヒドを含む接着剤は使われています。
ソファや机など、様々な場面で用いられている可能性があります。
シックハウスを引き起こす接着剤は、あらゆる家具や日用品に使われている可能性があることを覚えておきましょう。
溶剤にも
塗料の中には溶剤という溶かすための成分が含まれていて、これがシックハウスの原因となります。
代表的なものではシンナーや、身近なものではマニキュアの除光液などもこれにあたります。
なるべくシックハウスの原因となる塗料が使われた家具は避けたいところです。
換気が重要
家具や住宅から放出されるシックハウスの原因物質は、時間の経過とともに少なくなることが分かっています。
家を閉め切っていては室内に化学物質が溜まっていくだけですので、可能な限り窓を開けて換気を心がけてください。