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GI値について
GI値とは食後に血糖値が上がる速度を食品別に表した数値です。
GI値が高い食品ほど血糖値が上がりやすくなり、低い食品ほど上がりにくいということです。
血糖値とは血液中の糖分のことです。
食べ物が体内に入ると、胃腸で消化、吸収され、肝臓に送られ、ブドウ糖に分解されます。
これが血液中に流れ、エネルギーとして肝臓や筋肉などに蓄えられます。
ブドウ糖は多すぎると肝臓や筋肉の貯蔵庫がいっぱいになり、余分なものは脂肪細胞に蓄積されてしまいます。
高GI値食品とは
血液中のブドウ糖を身体に貯蔵する役目をしているのがインスリンです。
食事をして血糖値が上がると、すい臓からインスリンが分泌されますが
血糖値が急激に上がるとインスリンも沢山分泌されます。
すると、血糖値が急低下し、空腹感を覚えやすくなり、また食欲が出てきます。
低GI値の食品は血糖値の上昇が緩やかなので、空腹感を覚えにくいです。
今までダイエットでは「悪」とされていた脂肪は血糖値の上昇は緩やかです。
砂糖や白米、食パン、うどんなどは高GI食品です。
白いものは高GI値になります。
炭水化物を摂るのであれば、玄米やライ麦パン、そばなどは良いでしょう。
野菜で避けるべきものは
野菜を摂るなら繊維がたっぷり入った野菜を摂り、根菜は避けるべきです。
例えば人参ですが、生の状態ですと100gにつき20gの糖分が含まれいます。
しかし、加熱するとなんと100gにつき65gに糖分が増えてしまいます。
このように加熱すると中に含まれるスターチ(でんぷん)が変性してしまいます。
リンゴやバナナなども避けたほうが良いでしょう。
糖分が沢山入っていますのでそれらを食べると糖分が摂りすぎになります。
脂肪からエネルギーを燃焼して炎症反応を抑えることが目的ならば、なるべく糖分を避け、良質の油を摂りましょう。
そうすることで、身体の中の毒素が抜け体質改善されていきます。もちろん、アトピーにも効果的です。
肌トラブル
血糖値が上がれば糖化がおこりますので、肌トラブルを招きます。
急激な血糖値の上昇を繰り返すことは、糖化を促進させることになります。
なるべく糖化を抑えるためには、この血糖値をあげないようにすることが大事です。
野菜、肉・魚、ご飯などの主食、という順番で食べることを意識しましょう。
これは、GI値が最も低い野菜から食べて、ついで肉や魚のたんぱく質、もっとも血糖値をあげやすい炭水化物は最後に食べるという方法です。
この食べ順を守るだけで、空腹状態から血糖値が急激にあがることが防ぐことができますので、糖化を抑えることができます。
膵臓の疲弊
タンパク質や脂質を食べ、炭水化物を食べない場合には膵臓は消化酵素を出すだけで仕事を終えることができます。
しかし、糖質を含む食事を食べると膵臓は消化酵素以外に血糖値を下げるインスリンホルモンを放出します。
さらに、食後の低血糖時にはグルカゴンやアドレナリンなどのホルモンを放出し、血糖値を上げ、正常値に戻します。
糖質を多く摂る人はそれだけホルモン分泌の回数が多くなり、ホルモン合成器官は疲弊します。